司法書士法人はやみず総合事務所トップ > コラム > 解決事例集 > 解決事例 父親の残した多額の借金の相続
カテゴリー: 解決事例集

解決事例 父親の残した多額の借金の相続

監修
司法書士 速水陶冶
/司法書士法人はやみず総合事務所 代表

東京司法書士会所属。1979年東京都生まれ。幼少期に父親が事業に失敗し、貧しい少年時代を過ごす。高校を中退した後、様々な職を転々とするも一念発起して法律家の道へ。2009年司法書士試験合格。

東京司法書士会所属。1979年東京都生まれ。幼少期に父親が事業に失敗し、貧しい少年時代を過ごす。高校を中退した後、様々な職を転々とするも一念発起して法律家の道へ。2009年司法書士試験合格。

お客様からのご相談内容、問題点


ご兄弟でご相談に来られました。
亡くなられたお父様は生前、会社を経営しており取引先に対してなど多額の借金がありました。お父様は突然亡くなってしまった為、その債務がどの程度なのか、またどれくらいの関係先に及ぶのか不明な点も多く、またいくつかの借金の連帯保証人にはご兄弟のお兄様がなられていたこともあり、これからどのようにすればいいのかわからず不安で大変困っているとのことでした。

当事務所からのご提案・解決方法


まず、お父様の相続人が相談に来られたご兄弟2人のみであることを戸籍収集をえて確認したうえで、相続放棄の手続きを取りました。ご兄弟の意向としては取引先の方へもなるべく迷惑はかけたくないとの事でいくらかずつでも払いたいとのことでしたが、債務の内容が多額であることと、現在把握している債務以外にも借金がある可能性が高かった為、一度どこかに払ってしまうことによって、お父様の財産を処分したとみなされ相続を認めたとされる可能性がゼロではなかった為、一切の支払いはしないようにとご説明しました。
また、連帯保証人になっているお兄様は相続放棄をしても、保証人になっている債務に関しては支払い義務が発生してしまうため、合わせて債務整理を行うことにしました。
しかし、お兄様は一戸建てを保有されており、家族の為にも自宅は手放したくないとの事でしたので、債務整理の方法は個人再生で行うことにしました。お兄様はご自身でも金融会社数社からの借り入れがあり、それらもまとめて整理することにしました。
結果、3社から過払い金100万円以上が戻り、個人再生により大幅に減額した債務を月々無理のない範囲で返済していくこととなりました。



お探しの記事は見つかりましたか?

関連する記事はこちら

家
不動産を共有名義で相続することの問題点
正当な相続を受けるための遺留分侵害額請求とは
公正証書とは?専門家がイチから詳しく解説
遺産分割調停のわかりやすい流れ
寄与分 遺留分
遺産相続における寄与分と遺留分の関係
相続関係図
法定相続人の範囲と優先順位について解説
5分で分かる!相続に必要な書類まとめ
説明
相続で遺言書の効力っていったいどれくらいあるの?
相続放棄すると代襲相続は起きません!仕組みを1から解説!
遺産整理と不動産売却について

お客様の生の声

コラムカテゴリー

代表速水著書 親が認知症になる前に読む お金の本
メディア掲載実績

お気軽にお問い合わせ下さい。

ラインやオンライン相談窓口もございます。

03-5155-9195

平日:10:00~17:00

Contents Menu
>コラム一覧へ
お問合せ・ご相談は無料です。ご気軽にお問合せください。無料相談・出張相談・土日祝対応可能 03-5155-9195 受付時間:9:00~18:00(平日)お問合せ・ご相談
代表速水著書 親が認知症になる前に読む お金の本
メディア掲載実績
お客様の声

代表プロフィール

速水 陶冶
(はやみず とうや)

東京司法書士会(登録番号 5341号)
※簡易裁判所代理権認定(認定番号 1001015号)

司法書士法人はやみず総合事務所トップ > コラム > 解決事例集 > 解決事例 父親の残した多額の借金の相続
お気軽にご相談ください。※オンライン相談有
代表速水
お問い合わせ・ご相談はこちらまで お問い合わせフォーム
お電話 03-5155-9195
平日:10:00~17:00